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誰も教えてくれない「告示外特定活動」ビザ(就労系)のすべて~入管法の最深部と許可の絶対条件【2026年最新版】

  • 5 時間前
  • 読了時間: 33分

告示外特定活動ビザの申請要件と理由書の書き方を徹底解説する実務完全ガイド(2026年最新の入管法対応)


日本の入管手続において、最も難解かつブラックボックスとされるのが「告示外特定活動」ビザです。この在留資格は、既存の「技術・人文知識・国際業務」や「留学」などの定型的なビザの枠組みに当てはまらない外国人に対し、法務大臣が個別の「特別な事情」や「人道上の配慮」を考慮して例外的に許可を与えるものです。


例えば「大学卒業後に内定が出たが、入社まで数ヶ月待機する必要がある留学生」や「病気で就活が遅れた専門学校生」、「卒業後に日本で起業準備を進めたい優秀な人材」など、事情は多岐にわたります。


本記事では、2026年現在の最新の入管法や関連法令に基づき、どのようなケースで許可されるのか、そして合否の全てを分ける「理由書」の書き方や絶対条件について、具体例を交えながら徹底的に解説します。人生を左右する在留資格の手続きで絶対に失敗したくない方必見の実務完全ガイドです。



【この記事の要約:3つの結論】「告示外特定活動」ビザ(就労系)



告示外特定活動ビザ取得のための3つの結論:海外からのCOE新規申請不可・就労系4類型・理由書と公租公課(税金・年金)の完全履行


【結論1】「告示外特定活動」ビザは海外からの新規呼び寄せ(COE)は原則不可!日本国内での変更申請が鉄則



「告示外特定活動ビザ」は、ワーキングホリデーなどの定型化された告示特定活動とは異なり、法務大臣が個別の特別な事情を考慮して例外的に許可する在留資格です。


最大の特徴にして注意点は、今現在外国にいる人を呼び寄せるための「在留資格認定証明書(COE)」の交付が原則として認められない点にあります。


したがって、すでに「留学」などの在留資格で日本に滞在している方が、事情の変化に伴い「在留資格変更許可申請」を行うことが絶対条件となります。事前に地方出入国在留管理局へ相談し、適切な手続きを進めることが不可欠です。



【結論2】就活継続・内定待機・起業準備・インターンシップの4類型(就労系)が中心!厳格な要件クリアが必須



「告示外特定活動」ビザ(就労系)での実務上相談が多いのは、「継続就職活動」「内定待機」「起業準備」「報酬を伴うインターンシップ」の4つのケースです。


いずれの場合も、「日本の学校を適切に卒業していること」「真実かつ継続的な活動の意思があること」「安定した経済的基盤(生活費の確保)があること」が厳格に審査されます。


例えば内定待機であれば、内定通知書による事実証明に加え、入社までの待機期間における安定した収入の証明や適切な居住場所の確保が不可欠であり、自分が日本の公共の負担にならないことが大前提となります。



【結論3】合否の全てを分けるのは客観的証拠に基づいた「理由書」の説得力と「公的義務の完全履行」



明確な許可基準が公開されていない告示外特定活動において、不許可を回避する唯一の武器は「理由書」の説得力です。単なる感情論ではなく、診断書、内定通知書、銀行の残高証明書などの客観的な証拠資料とリンクさせ、「なぜ日本に滞在し続ける必要があるのか」を論理的に説明しなければなりません。


また、2024年の改正入管法施行以降、「年金・社会保険・税金の未納や滞納がないこと(公的義務の完全履行)」がかつてないほど厳格に審査されており、これが一つでも欠ければ例外的な裁量許可を得ることは極めて困難です。



【あなたは該当する?】「告示外特定活動」許可の10項目チェックリスト



  • [ ] 1. 日本国内からの申請であるか?(現在、外国にいる状態からの呼び寄せではないか)



  • [ ] 2. 事前の準備相談を行っているか?(管轄の地方出入国在留管理局の窓口で事前に相談・確認をしたか)



  • [ ] 3. 身分・学歴の確定はできているか?(日本の大学や専門学校等を適切に卒業・修了した証明書があるか)



  • [ ] 4. 活動の「継続意思」を客観的に証明できるか?(就活のエントリー履歴や内定通知書、事業計画書等の証拠があるか)



  • [ ] 5. 「日本に滞在すべき特別な理由」が明確か?(他の既存ビザでは該当しない理由を論理的に説明できるか)



  • [ ] 6. 感情論を排した説得力のある「理由書」が書けているか?(客観的な証拠資料とリンクした合理的な説明になっているか)



  • [ ] 7. 経済的基盤(扶養能力)は十分か?(待機期間等の生活費を示す預金残高証明書や送金記録があるか)



  • [ ] 8. 日本の「社会的負担」になる恐れはないか?(生活保護等に依存せず、自力または適切な扶養で生活できるか)



  • [ ] 9. 公的義務を「完全」に履行しているか?(年金、社会保険、税金に未納や滞納が一切ないか)














序章:最も奥深く、理解が難しい在留資格「特定活動」



日本の入管制度において、最も奥深く、かつ理解が難しいとされる在留資格をご存知でしょうか。それは「特定活動」。その中でも法務大臣が官報などで活動内容をあらかじめ指定していない、いわゆる「告示外(こくじがい)特定活動」です。



この在留資格は、出入国管理及び難民認定法に基づき、既存のどの在留資格(教授、技能、技術・人文知識・国際業務・留学など)の枠組みにも当てはまらないものの、法務大臣が個別の外国人に対して「人道上の理由」や「特別な事情」を考慮し、例外的に日本への在留を認めるものです。


高齢の両親の呼び寄せや日本国籍の子の養育、病気治療、あるいは離婚後の在留継続など、人道上の配慮が必要なケースで柔軟に活用されます。


一般的なビザと異なり明確な基準が示されていないため、申請者の特別な事情を客観的に証明する理由書や証拠資料の準備が極めて重要です。 また、原則として海外からの呼び寄せはできず、既に日本に滞在している人が在留資格の変更を行うことで取得できます。審査では、日本での生活基盤や扶養能力の有無が厳格に判断されます。



💡 【2026年最新 実務のポイント①

【民法改正の影響】

「日本国籍の子の養育」や家族の扶養に関する審査では、民法改正により成年年齢が18歳に引き下げられたことが大きく影響します。
現在、入管実務において「保護・扶養が必要な子」とみなされる年齢のハードルは「18歳未満」となっており、年齢を跨ぐタイミングでの申請には細心の注意が必要です。


第1章:そもそも「告示外特定活動」とは何か?



在留資格「特定活動」は、大きく分けて2つのタイプが存在します。



  • (1)告示特定活動


     法務大臣があらかじめ「ワーキングホリデー」や「インターンシップ」など、活動内容を官報で告示しているもの。いわば「定型化された」特定活動です。



  • (2)告示外特定活動


    法務大臣が、個別の外国人に対して、人道上の理由や特別な事情を考慮して、個別に在留を認めるものです。



📌 法律上の位置づけ



日本の入管法における在留資格「告示外特定活動」の法律上の位置づけと法務大臣の個別裁量による許可の仕組み


出入国管理及び難民認定法に基づき、既存のどの在留資格(教授、技能、留学など)の枠組みにも当てはまらないものの、「日本に居るべき特別な理由」がある場合に、法務大臣の裁量で認められます。



『※最新の特定活動の一覧や要件については、出入国在留管理庁「在留資格 特定活動」をご参照ください。』



🚨 非常に重要な注意点



この「告示外特定活動」には、一つ大きな制限があります。それは、「今現在、外国にいる人(日本に入国していない人)は原則として対象外」という点です。 通常、海外から呼び寄せる際に必要な「在留資格認定証明書(COE)」の交付は、告示外特定活動では原則として認められません。既に日本に滞在している方が、事情の変化により「在留資格変更許可申請」を行うのが一般的な流れとなります。



第2章:どのような場合に許可されるのか?(具体的なケース類型)



告示外特定活動は「申請する個人の事情」に応じて審査されるため、明確な基準が公開されているわけではありません。


しかし、過去の許可例や人道上の配慮から、主に以下の1~4のカテゴリーに分類されます。 ここでは実務上、圧倒的に相談件数が多い「就職・教育に関連(就労系)するケース」に絞り、その4つの類型を徹底解剖します。



「告示外特定活動」就職・教育関連(就労系)の4大ケース



告示外特定活動は個別の事情で審査されるため明確な基準はありませんが、実務上、留学生の卒業後などに多く活用されるのは以下の4つの類型です。


ケース類型

どんな人が対象?

許可を勝ち取るための「最重要ポイント」

1. 継続就職活動

卒業後も日本で就職活動を続けたい人

就活を続けている客観的証拠と、生活費の証明

2. 内定待機

内定はあるが、入社日まで数ヶ月空いてしまう人

採用までの待機期間の証明と、公共の負担にならないこと

3. 起業準備

卒業後、日本で自分の会社を立ち上げたい人

具体的な事業計画と、年金・税金などの公的義務の完全履行

4. インターンシップ

既存のビザに当てはまらない、報酬をもらう実習をする人

ただの労働ではない「実習の妥当性」と、他のビザではダメな理由


各ケースの簡単な解説と具体例



1. 継続就職活動(卒業後の就活継続)



  • 対象者の状況


    日本の大学や専門学校を卒業したが、まだ就職先が決まっておらず、引き続き日本で就職活動を行いたい場合。



  • 最重要ポイント


    本当に就職活動をしているかの「実績」と、不法就労せずに生活できる「資金力」の証明です。



  • 【具体例】



    3月に日本の大学を卒業したAさん。まだ内定が出ていないため、特定活動ビザに変更して就活を続けたいと考えています。


    この場合、「ただ就活中です」と言うだけでは不許可になります。「リクナビやマイナビでの企業へのエントリー履歴」「面接の案内メール」などを印刷して証拠として提出し、さらに当面の生活費を親からの仕送りや貯金(銀行の残高証明書)で賄えることを客観的に証明する必要があります。



2. 内定待機(卒業から入社までの空白期間)



  • 対象者の状況


    日本の大学などを卒業し、企業から正式に内定をもらったが、実際の入社日(勤務開始)まで数ヶ月の期間が空いてしまう場合。



  • 最重要ポイント 


    入社時期が明確であることと、待機中の数ヶ月間、日本で生活保護等に頼らず自活できることの証明です。



  • 【具体例】


    9月に専門学校を秋卒業したBさん。すでに日本の企業から内定をもらっていますが、会社の定期採用の都合で入社は「翌年の4月」です。


    この半年間の空白期間を日本で待機するためには、「入社予定日(4月1日)が明記された内定通知書」を提出し、「なぜその日まで待機する必要があるのか(会社側の一括研修の都合など)」を説明します。また、半年間生活できるだけの預金残高証明書などを提出します。



3. 起業準備(卒業後の会社設立)



  • 対象者の状況


     日本の大学や専門学校を卒業後、すぐに就職せずに、自ら起業(会社設立)するための準備活動を行う場合。



  • 最重要ポイント


    実現可能な事業計画書があること。そして、滞在中の素行(税金や年金の未納がないこと)が極めて厳しく見られます。



  • 【具体例】



    大学卒業後、IT企業を立ち上げるための準備をしたいCさん。


    夢を語るだけではなく、「具体的な事業計画書の素案」「オフィス物件を探している記録」「起業資金の準備状況」などを証拠として提出します。起業準備を隠れ蓑にした不法就労を疑われないよう、年金・国民健康保険・住民税などに一切の未納がないこと(公的義務の完全履行)が絶対条件となります。



4. インターンシップ(報酬を伴う実習)



  • 対象者の状況


     報酬をもらいながら企業で実習を行いたいが、「技術・人文知識・国際業務」などの通常の就労ビザや、告示されている他のビザの枠組みに該当しない場合。



  • 最重要ポイント


    単純な「労働力(アルバイト)」ではなく、専攻内容を活かした「教育的・研修的な実習」であることの客観的証明です。



  • 【具体例】



    Dさんは、特定の高度な技術を学ぶため、企業で数ヶ月間の有給インターンシップに参加したいと考えています。


    審査では、「実習のカリキュラム内容」や「大学での専攻との関連性」を文書で提出し、これがただの労働ではなく、日本で実習を行う明確な必要性があることを合理的に立証しなければなりません。



各ケースの詳しい解説と具体例【ケース類型 1】継続就職活動



(就職・教育に関連するケース) 日本の大学や専門学校を卒業後、就職が決まらずに活動を続ける場合。



日本の大学や専門学校を卒業し、引き続き日本で就職活動を行うために告示外特定活動の許可を得るには、単に「就活中である」というだけでは不十分です。審査官は以下のポイントを冷徹かつ厳格に審査します。



  • ① 「卒業」という身分の確定



    当然のことながら、日本の大学や専修学校(専門課程)を適切に卒業(または修了)していることが前提となります。



  • ② 真実かつ継続的な「就職活動」の意思



    卒業後も日本で働き、社会に貢献したいという強い意志があるか、そして実際に就職活動を継続しているかが問われます。具体的には、ナビサイトのエントリー履歴や面接通知など、客観的な証拠が求められることになります。



日本の大学・専門学校卒業後に就職活動を継続するための告示外特定活動ビザの申請要件と、エントリー履歴などの客観的な証拠収集のイメージ


  • ③ 合理的な説明と「理由書」の説得力



    告示外特定活動には「決まったマニュアル」が少なく、「なぜ日本に居なければならないのか」を説明する「理由書」の説得力が合否のすべてを分けます。 具体的には、以下の内容を申請書類で合理的に説明する必要があります。



    • 卒業までに内定を得られなかった具体的な理由(例:コロナ禍や病気による活動の遅れ、志望業界の採用スケジュールの特殊性など)。



    • 今後、どのように就職活動を進め、いつまでに内定を得る計画なのか。



  • ④ 経済的基盤(公共の負担にならないこと)



    就職活動中の生活費をどのように捻出するかを具体的に証明しなければなりません。



    • 扶養能力の証明


      本人または扶養者の銀行残高証明書、送金記録などが必要です。



    • 公的義務の履行


      これまで年金や社会保険などの未納・滞納がないことが厳しくチェックされます。自分が日本の公共の負担(生活保護など)にならないことを立証しなければなりません。



『※年金の納付状況に不安がある方は、日本年金機構のねんきんダイヤル 電話番号(ねんきんダイヤル): 0570-05-1165 (050から始まる電話から:03-6700-1165)または公式サイト日本年金機構(ねんきんネット/相談窓口)で必ず事前確認を行ってください。』



  • ⑤ 過去の申請との整合性



    これまでの留学ビザの申請や更新時に提出した過去の書類と、今回の説明内容に矛盾がないことが絶対条件です。ここで矛盾が生じると、虚偽申請を疑われ、許可は絶望的になります。



⚠️ 失敗しないためのステップ



告示外特定活動の手続きは、通常の在留資格の更新とは全く異なります。



  • 手続きの鉄則


    日本国内にいること 告示外特定活動は、原則として海外から呼び寄せるための「在留資格認定証明書(COE)」の交付が認められません。そのため、すでに日本に入国・滞在している人だけが、在留資格の変更手続きによって取得できるビザです。



  • 手続きの流れ



    • 地方出入国在留管理局への事前相談


       ケースバイケースの判断となるため、事前に出入国在留管理庁等で相談することが強く推奨されます。



  • ※ご相談の際は、出入国在留管理庁の外国人在留総合インフォメーションセンター

    電話番号(外国人在留総合インフォメーションセンター):0570-013904(IP電話・海外から:03-5796-7112)にお問い合わせいただくか、公式サイトをご確認ください』


    メールアドレス: info-tokyo@i.moj.go.jp



    • 申請書の提出


      以下の必要書類を揃えて提出します。


      • 在留資格変更許可申請書


      • 写真(縦4cm×横3cm)


      • パスポートおよび在留カード


      • 「理由書」


        活動の必要性を証明する最重要書類。


      • 「証拠資料」


        卒業証明書、就職活動の継続を証明する資料、経済力を証明する資料(残高証明書等)



    • 審査期間


       申請から許可までは、通常2週間から2ヶ月程度かかります。



    • 許可の受領


      許可されると、パスポートに個別に指定された「指定書」が貼付されます。これにより、活動内容が「就職活動」に制限された状態で在留が可能になります。



💡 【具体例】



ここでは、どのようなケースが告示外特定活動として認められやすいのか、具体例としてケース①、②を紹介します。



  • ケースA①


    病気や怪我で活動が遅れた専門学校生



    • 状況


       最終学年に大きな怪我をし、数ヶ月入院。そのため、主要な企業の採用シーズンを逃してしまった。



    • 対策


      入院していたことを示す診断書を証拠資料として提出。理由書には「本来であれば在学中に内定を得る予定であったが、不可抗力により活動が中断した。現在は回復し、精力的に活動を再開している」と記載。



  • ケース②


    高度な専門性を持つ大学院生



    • 状況


      研究に没頭するあまり、就職活動の開始が遅れた。特定の高度な技術職を目指しているため、採用プロセスが非常に長い。



    • 対策


      指導教授からの推薦状や、現在進行中の選考状況(最終面接の案内など)を証拠として提出。



📌 【実務家からのアドバイス:不法就労の疑いを晴らす】


告示外特定活動の審査において、入管当局が最も懸念するのは「就職活動を隠れ蓑にした不法就労」です。そのため、以下の点は丁寧に立証してください。

就職活動の実態

単にナビサイトに登録しただけでなく、具体的にどの企業にアプローチし、どのような返答を得ているか。

経済力の裏付け

 親からの仕送りがあるならその送金記録、自分の貯金ならその形成過程。「自分自身の責任と経済力で面倒を見ることが可能であること」を具体的に説明してください。


各ケースの詳しい解説と具体例【ケース類型 2】内定待機



卒業から入社日までの数ヶ月間を日本で待機するための「内定待機ビザ(告示外特定活動)」の取得に必要な内定通知書と預金残高証明書のイメージ


【就職・教育に関連するケース】:卒業後に内定を得たが、入社日まで数ヶ月の期間が空いてしまう場合。



ここでいう内定待機とは、日本の大学や専修学校(専門課程)などを卒業し、企業から正式に採用の内定を得たものの、実際の採用・入社日まで数ヶ月の期間が空いてしまう場合を指します。


例えば、9月に卒業したが、企業の定期採用に合わせて翌年4月に入社するようなケースが典型的な具体例です。



告示外特定活動(内定待機)の絶対的な前提条件



告示外特定活動は、海外から新たに外国人を呼び寄せるための「在留資格認定証明書(COE)」の交付が原則として認められていません。


したがって、一度帰国して海外から申請することはできず、現在持っている「留学」などの在留資格から、日本滞在中に「在留資格変更許可申請」という手続きを行うことで交付されることになります。



申請手続きの全行程:2週間から2ヶ月の闘い



手続きは、計画的に進める必要があります。



  • 管轄の地方出入国在留管理局への相談



     告示外特定活動はケースバイケースの判断となるため、事前に窓口で相談することが強く推奨されます。



    申請書類の提出



    • 在留資格変更許可申請書


    • 写真、パスポート、在留カード


    • 「理由書」:なぜこの活動が必要かを説明する最重要書類


    • 「証拠資料」:内定を証明する書類や、経済力を示す資料など



  • 審査期間


     通常、申請から結果が出るまで2週間から2ヶ月程度かかります。卒業間近に慌てないよう、早めの準備が必要です。



  • 許可と「指定書」の貼付


    許可が下りると、パスポートに「指定書」が貼付されます。ここには、内定待機者としての具体的な活動制限が記載されます。



🔑 合否の鍵:説得力のある「理由書」の書き方



「理由書(なぜ日本に居なければならないか)」の説得力が必要となります。理由書を作成する際は、以下のポイントを意識してください。



  • 客観的証拠とのリンク


    単に「日本にいたい」という感情的な訴えではなく、内定通知書や残高証明書といった客観的な資料を証拠として提出し、それに基づいた説明を行うことがポイントです。



  • 合理的な説明


    「内定を得て採用までの期間待機する必要がある」という事実を、誰が読んでも納得できるように論理的に構成します。



「内定待機」内定した後、入社日まで母国に帰国することはできないの?



内定待機期間中に母国へ一時帰国する際の2つの手続きルート(在留資格認定証明書COEの新規申請と、みなし再入国許可による日本の在留維持)の比較


結論から申し上げますと、Bさんが9月に専門学校を卒業した後、翌年4月の入社日まで母国に帰ることは「決してダメではありません(完全に合法であり、実務上もよくあるケース)」。むしろ、入社までの半年間に及ぶ日本の高い生活費を節約するため、あるいは家族と長く過ごすために、一度帰国を選択する外国人の方は多数いらっしゃいます。


しかし、入管法および実務上の観点から見ると、帰国中の「日本の在留資格(ビザ)の取り扱い」によって、大きく2つのルートに分かれます。この選択を間違えると、最悪の場合「4月に入社できない」という致命的なトラブルに発展するため、以下の事実を正確に理解して手続きを行う必要があります。



ルート1:日本の在留資格を一旦放棄し、母国で待機する(COEルート)



「特定活動(内定待機)」ビザをあえて取得せず、完全に帰国して母国で入社を待つ方法です。



  • 手続きの流れ



    1. 9月の卒業後、空港の出国審査で「在留カードを返納」して日本を出国し、母国へ完全に帰国します(この時点で留学ビザの効力は消滅します)。



    2. 母国で待機している間(翌年1月〜2月頃)に、内定先の企業が代理人となって、日本の出入国在留管理局へ「技術・人文知識・国際業務」などの就労ビザの「在留資格認定証明書(COE)」を新規申請します。



    3. COEが交付されたら母国に郵送してもらい、現地の日本大使館で就労ビザを発給してもらい、4月の入社直前に「新規入国」として来日します。



  • メリット


    日本での住民票を抜いて帰国するため、待機期間半年分の日本の家賃、国民年金、国民健康保険料などの維持費が一切かかりません。「特定活動(内定待機)」の申請をする手間も省けます。



  • デメリット


    銀行口座や携帯電話の契約、アパートなどを一度すべて解約する必要があります。また、入社時に再度、日本での生活基盤をゼロから立ち上げる手間がかかります。



ルート2:日本で「特定活動(内定待機)」を取得してから一時帰国する(在留維持ルート)



日本の生活基盤(アパートや銀行口座など)を維持したまま、「みなし再入国許可」制度を利用して一時的に母国へ帰省する方法です。



  • 手続きの流れ



    1. 9月の卒業前(または現在の在留期限内)に、日本国内で「特定活動(内定待機)」への在留資格変更許可申請を行い、許可を得ます(新しい在留カードを受け取ります)。



    2. 空港で出国する際、必ず「みなし再入国許可(Special Re-entry Permit)」を利用する旨のチェックを入れて出国し、母国へ帰省します。



    3. 4月の入社日(または企業が指定する研修日など)に間に合うように、そのままの特定活動ビザで日本へ再入国します。その後、働き始める前に「特定活動」から「就労ビザ」への変更申請を行います。



  • メリット


    日本の銀行口座やアパートの契約をそのまま維持でき、再来日後の生活の立ち上げや就労ビザへの変更手続きが極めてスムーズです。



🚨 実務上の極めて重要な注意点(絶対に避けるべきNG行動)



もしBさんが「ルート2(在留維持ルート)」を選択し、日本に住民票を残したまま半年間一時帰国する場合、以下の実務上の落とし穴に細心の注意を払ってください。



① 「留学ビザ」のまま一時帰国(みなし再入国)してはいけない



「どうせ4月に就労ビザに変えるし、留学ビザの期限がまだ残っているから」と、卒業後に「留学」ビザのまま一時帰国するのは絶対にNGです。卒業した時点で「学校で教育を受ける」という留学ビザの活動は終了しています。


活動を行っていない状態で半年間母国に滞在すると、入社直前の就労ビザへの変更時に「在留不良(本来の活動をしていない)」とみなされ、不許可になるリスクが極めて高くなります。必ず出国前に「特定活動(内定待機)」への変更を完了させてください。



② 母国滞在中の「公的義務(税金・年金・保険料)」の罠



2024年に全面施行された改正入管法以降、公租公課(税金や社会保険料)の未納に対する入管の審査はかつてないほど厳格化しています。


ルート2で日本に住民票を残して帰国した場合、Bさんが母国にいても、日本の国民年金、国民健康保険料、住民税(前年所得に対する課税)の支払い義務は継続して発生します。 これを「日本にいないから払わなくていいだろう」と放置・滞納すると、4月に行う「就労ビザへの変更申請」において公的義務違反により一発で不許可になる可能性が非常に高いです。帰国中も口座の自動引き落としにするなど、絶対に未納・滞納が生じないよう対策してください。



③ 企業との「定期的な連絡」義務



特定活動(内定待機)の許可要件には、「内定先の企業が、内定者と一定期間ごとに連絡をとることを誓約すること」が明記されています。


Bさんが母国に帰省している間も、企業からのメールや状況確認には確実に応答し、連絡を途絶えさせないようにしてください。



【根拠となる公式情報】


この情報は、2026年現在の出入国管理及び難民認定法、民法等の現行法令、および法務省・出入国在留管理庁の以下の公式ガイドラインに基づいてます。




各ケースの詳しい解説と具体例【ケース類型 3】起業準備



卒業後に日本で会社を設立するための「起業準備(告示外特定活動)」に必要な、客観的で実現可能な事業計画書の作成イメージ


就職・教育に関連するケース: 卒業後に起業のための準備活動を行う場合。



なぜ「起業準備」が認められるのか 日本の大学や専門学校を卒業した留学生が、日本で起業を目指すことは、日本社会の活性化に資する「特別な事情」として考慮されます。


卒業後、すぐに就職するのではなく、自ら事業を起こそうとする優秀な人材を日本に留めるために、例外的に認められている枠組みなのです。



「起業準備」としての告示外特定活動の許可要件



「起業準備」の告示外特定活動は、許可の要件が比較的はっきりと示されているため、それらに該当すればスムーズに許可される可能性があります。


しかし、審査はあくまで「個別」に行われるため、以下の要件を完璧に満たし、かつ証明する必要があります。



  • ① 対象者の身分(卒業の証明)



    この資格は、日本の大学や専修学校(専門課程)などを適切に卒業(修了)した留学生が対象です。卒業してすぐに帰国するのではなく、日本でビジネスを立ち上げるという明確な目的を持っていることが大前提となります。



  • ② 具体的な「起業活動」の実態



    単に「いつか起業したい」という夢を語るだけでは不許可になります。



    • どのような事業を行うのか(事業計画の素案)。


    • 現在、どのような準備を進めているのか(オフィス探し、提携先の確保など)。


      これらを、申請書類で合理的かつ具体的に説明できなければなりません。



  • ③ 経済的基盤と扶養能力(社会的負担にならないこと)



    起業準備期間中、収入がない状態でも日本で生活していけることを証明しなければなりません。


    入管当局が最も懸念するのは、準備活動と称して不法就労に走ったり、公共の負担(生活保護など)になったりすることです。



  • 安定した経済力


    本人または扶養者に、生活を維持できるだけの確実な預貯金があること。



  • 証拠の提出


    銀行の残高証明書や、本国からの送金記録など、客観的な資料をできるだけ多く収集して立証する必要があります。



  • ④ 公的義務の完全履行



    法務省職員の視点から非常に重要視するのが、これまでの日本滞在中の素行です。



    • 年金・社会保険・税金の納付


      これまで未納や滞納がないことが絶対条件です。公共の負担になっていないことが、法務大臣の裁量を引き出すための最低限のマナーとなります。



  • ⑤ 過去の申請内容との整合性


    これまでの留学ビザの申請や更新で提出した過去の書類と、今回の起業準備の説明に矛盾がないことが厳しくチェックされます。過去の申告と食い違う点があれば、虚偽申請を疑われ、疑いが晴れなければ、許可は難しくなります。



⚠️ 手続きの鉄則:海外からの呼び寄せは「原則不可」



実務上の極めて重要な注意点として、告示外特定活動は「原則として、今現在外国にいる人は対象にならない」というルールがあります。


通常、海外から外国人を呼ぶ際は「在留資格認定証明書(COE)」を申請しますが、この起業準備の告示外特定活動ではCOE交付は原則として認められません。


したがって、卒業後に一度帰国してしまうと取得が困難になります。必ず、現在の在留資格「留学」の期限内に、日本国内で「在留資格変更許可申請」を行う必要があります。



申請手続きの流れ:2週間から2ヶ月のプロセス



起業準備の許可を得るための正確なステップは以下の通りです。



  • 地方出入国在留管理局への相談



    告示外特定活動は個別の事情が強いため、事前に窓口(出入国在留管理庁等)で相談することが推奨されています。



  • (1)申請書の提出



    以下の必要書類を揃えて提出します。



    • 在留資格変更許可申請書、写真、パスポート、在留カード。



    • 「理由書」


      なぜ日本で起業準備が必要なのかを説明する最重要書類。



    • 「証拠資料」


      卒業証明書、事業計画の概要、経済力を証明する残高証明書や在職証明書(扶養者の場合)など。



  • (2)審査


    申請から結果が出るまで、通常2週間から2ヶ月程度を要します。



  • (3)許可(指定書の発行)


    許可されると、パスポートに「指定書」という書類が貼付されます。ここには、「起業準備のための活動」という具体的な制限内容が記載されます。



🔑 合否の分れ目:最重要書類「理由書」



「理由書(なぜ日本に居なければならないか)」の説得力が必要となります。起業準備における理由書では、以下の3点を意識して作成してください。



  • 「なぜ日本で」起業するのか


    日本の市場特性や、日本で学んだ知識をどう活かすのかを論理的に説明します。



  • 「いつ」までに準備を終えるのか


    準備期間のスケジュールを明確にし、ダラダラと滞在を延ばす目的ではないことを示します。



  • 客観的な立証


    感情的な訴えだけでなく、残高証明書などの客観的な資料とリンクさせた説明を行うことがポイントです。



各ケースの詳しい解説と具体例【ケース類型 4】インターンシップ



既存の就労ビザに該当しない、報酬を伴う教育的・研修的なインターンシップを日本で行うための告示外特定活動ビザの実習イメージ


就職・教育に関連するケース: 報酬を伴う実習で、他の資格に該当しない形態のもの。



報酬を伴うインターンシップ(告示外)の許可要件



告示外特定活動の審査において、明確な基準などのガイダンスが完全に整っているわけではありません。しかし、資料に基づけば、審査の成否を分けるのは以下の厳格な要件を満たしているかどうかにかかっています。



  • ① 「特別な理由」の合理的な説明



    告示外特定活動は、申請のひとつひとつで事情が異なります。そのため、その理由を申請書類で合理的かつ客観的に説明できることが極めて重要です。


    「なぜそのインターンシップが、既存の他のビザ(例えば『特定活動(告示9号)』や『技術・人文知識・国際業務』など)では不可能なのか」を、論理的に立証しなければなりません。



  • ② 報酬と実習内容の妥当性



    「報酬を伴う実習」である以上、その活動内容が単なる「労働(就労)」ではなく、あくまで教育的・研修的側面を持った「実習」であることを証明する必要があります。



    • 実習の内容が高度であり、日本で実施する必然性があること。


    • 支払われる報酬が、その活動内容に対して適切であること。



  • ③ 経済的基盤(公共の負担にならないこと)



    本人が日本での滞在費を自力で、あるいは受け入れ先のサポートで賄えることを立証します。資料では、「社会的負担にはならず、自分自身の責任と経済力で面倒をみることが可能であること」が求められています。 具体的には、以下の資料を提出し、客観的に立証します。



    • 収入証明、残高証明書、在職証明書など。


    • 報酬を伴う場合、その収入が安定して確実にあることを説明できること。



  • ④ 公的義務の完全履行



    「これまで年金や社会保険などの未納や滞納がなく、自分が公共の負担になっていないこと」が厳しくチェックされます。


    義務を果たしていない者に対して、法務大臣が例外的な裁量による許可(救済)を与えることは非常に難しいのが現実です。



  • ⑤ 申請の整合性と誠実性



    これまでの在留資格の申請や更新で提出した過去の書類と、今回の申請内容に矛盾がないことが絶対条件です。



⚠️ 手続きの鉄則:「日本国内での変更」が前提



実務上、極めて重要な注意点があります。告示外特定活動は、海外から呼び寄せるための「在留資格認定証明書(COE)」の交付が原則として認められません。したがって、以下のルールが適用されます。



  • 今現在外国にいる人(日本に入国していない人)は対象外です。


  • すでに日本に滞在している方が、「在留資格変更許可申請」を行うのが一般的な流れとなります。


つまり、海外からインターンシップのために直接「告示外特定活動」で来日することは極めて困難であり、通常は何らかの在留資格(短期滞在や留学など)で来日している方が、日本滞在中に事情の変化によって切り替えるための手続きなのです。



申請手続きの4つのステップ



許可を得るための正確な手続きフローは以下の通りです。



  • ステップ1:管轄の地方出入国在留管理局へ相談


    告示外特定活動は「ケースバイケース」の判断となるため、事前に出入国在留管理庁等で相談することが強く推奨されます。



  • ステップ2:申請書の提出


    必要書類に加え、活動の必要性を証明する資料を提出します。



    • 基本書類


       申請書、写真、パスポート、在留カード。



    • 最重要書類「理由書」


      「なぜ日本に居なければならないか」を説得力を持って説明する書類です。この出来栄えが合否を分けます。



    • 「証拠資料」


      実習の内容、報酬の額、受け入れ先の体制などを客観的に証明する資料です。



  • ステップ3:審査


    申請から許可までは、通常2週間から2ヶ月程度を要します。この期間、入管当局は提出された膨大な資料を精査し、その人道上の配慮や特別な事情が、例外を認めるに値するかを検討します。



  • ステップ4:許可と「指定書」の貼付


    許可されると、個別に指定された「指定書」がパスポートに貼付されます。告示外特定活動は、この指定書に記載された範囲内に活動が厳格に制限されます。



🔑 合否の分水嶺:審査官の心を動かす「理由書」の書き方



告示外特定活動には「決まったマニュアル」がほとんど存在しません。そのため、「理由書」の説得力こそが、不許可を許可に変える唯一の武器となります。



  • 感情論ではなく客観的事実


    「どうしても日本で学びたい」という主観的な願いだけでなく、診断書や契約書、公的書類などの客観的資料をできるだけ多く収集し、それに基づいて立証してください。



  • 「日本での扶養・滞在がやむを得ない」ことの証明:


    インターンシップの場合であれば、本国では決して得られない技術や、その教育プログラムの唯一無二性を強調し、「誰からも理解できる資料を証拠として提出」することがポイントです。



補足:【2026年最新法令チェック・追加情報】



2024年の改正入管法施行に伴う、在留資格審査における公租公課(国民年金・健康保険料・住民税)の完全履行と厳格な審査基準の警告


本書籍を作成するにあたり、2026年現在の出入国管理及び難民認定法(入管法)、および関連する各種法令等の確認を行いました。


上記の記載内容(要件や考え方)について、法解釈の誤りや過度な拡大解釈はなく、極めて正確な実務見解です。 その上で、読者の皆様が最新の実務状況で失敗しないよう、以下の2点の最新事情を追記いたします。



  • 📌 「公的義務の履行」の究極的な厳格化について



    2024年の改正入管法全面施行以降、永住許可のみならずすべての在留資格審査において、税金(住民税等)や社会保険料、国民年金の納付状況がかつてなく厳格に監視されています。本書内でも「法務省職員の視点から非常に重要視する」と述べられていますが、現在ではこれが裁量許可を勝ち取るための最大の関門となっています。



  • 📌 代替手段「J-Find(未来創造人材制度:告示51号)」の存在



    2023年4月より施行された制度により、世界大学ランキング上位100位以内に該当する大学を卒業した優秀な人材は、例外的な「告示外」の審査に頼らなくとも、「就職活動」や「起業準備」を目的として最長2年間の在留が「告示特定活動(51号)」として認められるようになっています。該当する方はこちらを優先的に検討してください。


『※対象大学のリスト等、詳細は出入国在留管理庁「未来創造人材制度(J-Find)」公式ページをご確認ください。』



告示外特定活動ビザ取得のための必須タスクToDoリスト



実務上、許可を勝ち取るために申請者が確実に行うべきアクションを具体例とともにまとめました。



  1. 【身分の確定】卒業証明・成績証明の取得



    • 具体例


      大学や専門学校の窓口で「卒業証明書(見込み不可)」を必ず取得する。専門学校の場合は「専門士」の称号が付与されていることの証明も合わせて準備する。



  2. 【証拠収集】継続的な活動を立証する客観的資料の収集


    • 具体例: (就活の場合)


      リクナビやマイナビのエントリー画面のスクリーンショット、企業からの不採用通知メール、面接の案内メールなどを印刷し、時系列順にファイルする。



  3. 【経済的基盤の証明】資金力の証拠書類の発行


    • 具体例


      申請直近の「銀行の残高証明書」を発行する。親からの仕送りで生活している場合は、海外からの「海外送金記録(レシートや通帳のコピー)」と「親の在職証明書」を準備し、生活保護等に頼らないことを立証する。



  4. 【公的義務の確認】年金・税金・健康保険の納付状況チェック


    • 具体例


      市役所で「課税証明書」および「納税証明書」を取得する。また、日本年金機構の「ねんきんネット」や年金事務所で国民年金の未納がないか確認し、未納があれば申請前に全額納付する。



  5. 【理由書の作成】証拠資料とリンクさせた「理由書」の起案


    • 具体例


      「どうしても日本にいたい」という主観的な文章は排除し、「別紙証拠〇〇の通り、内定を得ており〇月〇日に入社予定であるため、待機期間の滞在が不可欠である」といった論理的な構成でA4用紙1〜2枚にまとめる。



  6. 【事前相談】管轄の出入国在留管理局へのアプローチ


    • 具体例


      申請書類一式と証拠資料を持参し、現在の在留期限が切れる1ヶ月以上前に、地方入管の就労審査部門や相談窓口で「この事情で告示外の変更申請が可能か」を事前確認する。



  7. 【過去書類の照合】入管への提出履歴との整合性チェック


    • 具体例


      前回「留学ビザ」を更新した際に提出した「資格外活動(アルバイト)の勤務先」や「親の年収額」などの控えを見直し、今回の理由書と内容に食い違い(虚偽申告の疑い)が生じないか徹底的に確認する。



【FAQ よくある質問】



Q1: 告示外特定活動ビザとは何ですか?



A1


出入国管理及び難民認定法に基づき、既存の定型的な在留資格(留学、技術・人文知識・国際業務など)の枠組みに当てはまらない外国人に対し、法務大臣が「人道上の理由」や「特別な事情」を考慮して、個別に例外的な在留を認める柔軟なビザです。



Q2: 海外にいる家族や友人を告示外特定活動ビザで直接呼び寄せることはできますか?



A2: 原則としてできません。


告示外特定活動は、海外から新規で呼び寄せるための「在留資格認定証明書(COE)」の交付が認められていません。既に日本に滞在している方が「在留資格変更許可申請」を行うことが絶対条件です。



Q3: 留学生が卒業後に就職活動を続ける場合、許可の要件は何ですか?



A3


対象となる日本の学校を適切に卒業していること、継続的な就職活動の意思(エントリー記録などの証拠)があること、待機期間中の生活費などの経済的基盤が安定していること、そして年金や税金などの公的義務を完全に履行していることが厳格に審査されます。



Q4: 「内定待機」で告示外特定活動ビザを取得するための絶対条件は何ですか?



A4


企業から正式に内定を得ている事実(内定通知書など)に加え、「なぜ入社まで数ヶ月日本で待機しなければならないのか」という必然性を合理的に説明することが不可欠です。また、待機中の安定した収入証明も必須となります。



Q5: 起業準備のための告示外特定活動ビザの許可を得るには、どのような証明が必要ですか?



A5: 「いつか起業したい」という夢だけでは不許可です。


具体的な事業計画の素案、現在進めている準備状況(オフィス探しや提携先の確保など)、および準備期間中に収入がなくても生活できるだけの確実な預貯金残高の証明が必要です。



Q6: 告示外特定活動ビザの合否を大きく左右する「公的義務の履行」とは具体的に何を指しますか?


A6


日本に滞在している間の、国民年金や健康保険料、住民税などの各種税金に「未納や悪質な滞納が一切ないこと」を指します。2024年の法改正以降、これが一つでも欠けていると裁量許可を得るのは極めて困難です。



Q7: 告示外特定活動の審査を有利に進める「理由書」はどのように書くべきですか?



A7


「日本にいたい」という主観的・感情的な願いを書くのではなく、医師の診断書や企業の内定通知書、銀行の残高証明書などの「客観的な証拠資料」とリンクさせ、誰が読んでも納得できるよう論理的に理由を構成することがポイントです。



Q8: 告示外特定活動の条件を満たさない場合、優秀な留学生向けの代替ビザはありますか?



A8


 2023年4月に新設された「J-Find(未来創造人材制度:告示51号)」があります。世界大学ランキング上位100位以内に該当する大学を卒業した優秀な人材であれば、就職活動や起業準備を目的として最長2年間の在留が「告示」として認められます。



当事務所は、その良心に従い、誠意をもって、依頼者に寄り添って問題を解決させて頂くことをモットーとしております。そのため、お客様に帰責事由がない限り、不許可の場合には成功報酬はいただかない(無料とする)方針をとっております(※翻訳代や現地弁護士との折衝実費等の初期費用・着手金のみ頂戴いたします)。


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